Blenderの「アセットライブラリ(Asset Library)」は、マテリアル・オブジェクト・ポーズ・ノードグループなどのデータを再利用しやすく管理できる機能です。Blender 3.0以降で本格導入され、作業効率を大きく向上させる便利な仕組みです。
①アセットブラウザに登録したいオブジェクトを予め統合(Ctrl+J)しておく。
※モディファイアは適用してから統合してください。

②アウトライナーのオブジェクトを右クリック→「アセットとしてマーク」を選択


③エディターからアセットブラウザを選択

④アセットの「未割り当て」に先ほど「アセットとしてマーク」したオブジェクトが追加されている。シーン上にドラッグ&ドロップする事で随時追加できる。

アセットライブラリを保存しておく場所の設定
Blenderで「アセットとしてマーク」するだけでは、その.blendファイル内でしか再利用できません。
つまり、別のプロジェクトで使いたい場合には、外部ファイルとしてアセットを保存し、アセットライブラリに登録する必要があります。

・プリファレンス→ファイルパス→アセットライブラリ
ここでパスを場所を設定する。
※パスを設定後、左下の三本線をクリックして”プリファレンスを保存”することを忘れずに!
設定したパスの場所にマスターのblendファイルを作っておくことで、アセットライブラリに登録したオブジェクトなどをどのファイルからでも呼び出す事が出来ます。
また同様に、マテリアルやHDRIなども右クリック→アセットとしてマークすればライブラリに保存することができます。
アセット機能は非常に便利ですが、外部ファイルに保存→ライブラリ登録をしないと別のプロジェクトでは使えません。
しっかりと「素材フォルダ」を作って、アセット専用の.blendファイルを整理しておくのが、運用のコツです