基本的なオブジェクトのまとめです。
各オブジェクトの「追加方法」ショートカット(例:Shift + A → Mesh → Plane)
1. 平面(Plane)
- 説明:幅と高さのみの、厚みがない2Dの面。
- 用途:地面、床、背景などのベースに使われることが多い。
- 備考:ポリゴン数が少なく軽量。テクスチャの表示確認にも便利。

2. 立方体(Cube)
- 説明:すべての辺が等しい6面体。
- 用途:箱・建築物のベース・ブロックなど、最も汎用性の高いオブジェクト。
- 備考:初期状態でシーンにある基本形。

3. 球体(UV Sphere)
- 説明:経度と緯度に沿った面構成の球体。
- 用途:地球、目玉、装飾球など。曲面の練習にも。
- 備考:ポリゴンの密度調整が可能。極点にポリゴンが集中しやすい。

4. 球体(Ico Sphere)
- 説明:正三角形のみで構成された球体。
- 用途:球体ながら均一なポリゴン構成が求められる場面に向く。
- 備考:ランダム形状の元としても使いやすい。

5. 円(Circle)
- 説明:厚みがない円形の輪郭のみを持つオブジェクト。
- 用途:ベース形状、切り抜き形状、穴などの作成に。
- 備考:面がないため、押し出しで立体化するのが一般的。

6. 円柱(Cylinder)
- 説明:上下の円をつないだチューブ形状。
- 用途:柱、パイプ、缶、容器など。
- 備考:上下の面(キャップ)を外す設定も可能。

7. 円錐(Cone)
- 説明:下が広く、上が1点に収束する形状。
- 用途:三角帽子、塔、ツノなどの造形に。
- 備考:円柱のバリエーションとして使える。

8. トーラス(Torus)
- 説明:ドーナツ状の環状オブジェクト。
- 用途:リング、車輪、装飾パーツなど。
- 備考:内径・外径、分割数などの設定が重要。

9. モンキー(Suzanne)
- 説明:Blender独自のマスコット的な猿の頭部。
- 用途:テスト用、マテリアルの確認、デモに使用されることが多い。
- 備考:Blenderユーザーにはおなじみの存在。

10. グリッド(Grid)
- 説明:複数の平面ポリゴン(四角形)で構成された格子状のメッシュ。
- 用途:地面の表現、テスト用の背景、物理シミュレーション(クロス、流体など)のベースとして使用されます。
- 備考:分割数を多くすると変形しやすくなり、ディスプレイスメントやクロスシミュレーションに適しています。Subdivisionモディファイアとも相性が良いです。
